
②掻く行動・・それを受け入れられない私
「たとえ大人になってアトピーであっても彼女が不幸になるけではない。丸ごと受け入れられる子になればいい。幸せの価値は彼女が決める。」
繰り返し繰り返し・・
頭の中で自分を説得させようと何度もこの思考を植えつけようとしていたけどなかなかそう受け入れられない。
掻き続ける娘を・・悪化している皮膚の娘を私は見たくなかった。
もっとひどいときの写真は・・ない。よーやっと向き合って写真で客観的評価をすると決めてからの写真。
悪化している皮膚の何が問題なのか?
キレイな皮膚だと何がそんなにいいのか?
だって・・女の子なんやもん。
なんかそこら辺でいつも思考が停止していたの。
彼女の個性ともいうのか一部を受け入れられていない自分こそが不完全な気がしてどうにもならん時期を過ごすこと数ヶ月。
丸ごと受け入れられない母親の私をまたいつものように責め続けた。
今でさえ時々周囲の痛々しそうな視線に耐えられない私がいて。
そんな私が見守る中で子どもは丸ごと受け入れられるのだろうか。
もう何度も何度もぐるぐる。無理。もうこのサイクルほんと嫌だよ。
そこから続く道をみつけた。
「外面的コンプレックスに対して私が尋常じゃない恐怖感を抱いている」
これに気づいたんです。
つづく。